宮城県女川町で12日、地域の伝統文化を紹介するイベントが4年ぶりに開催されました。

 「女川から未来をひらく夏の文化祭」は、地域の文化を紹介することで町を盛り上げていこうと2017年に始まりました。コロナの影響で今年は4年ぶりの開催です。

 竹浦(たけのうら)地区に江戸時代から伝わる「獅子振り」です。正月に家々を回って、邪気を払い無病息災や家内安全を願って舞い踊ります。

 訪れた子ども「ちょっと怖かったです」

 訪れた男性「子供たちもたくさん参加しているのでこうやって引き継がれていくのがとてもいいなと思う」

 県の無形民俗文化財、江島法印神楽(えのしまほういんかぐら)です。大正時代に登米地方から師匠を呼んで習ったのが始まりで、100年以上に渡って受け継がれてきました。

 主催者側では来年以降もイベントを開催する方針です。