高齢者の特殊詐欺の被害や交通事故を防ごうと、宮城県富谷市の自動車学校と大和警察署が協定を結びました。
富谷自動車学校で行われた協定の締結式には、学校関係者や大和警察署の警察官などが参加しました。
協定では自動車学校内で特殊詐欺や交通事故への注意を促すチラシを配布するほか、警察官が運転免許の高齢者講習で講話を行うなど、両者が協力して被害防止に努めます。
富谷自動車学校・鈴木隆男社長「地域の連携で安全安心な社会を作っていくかということが私たちの課題。その一助となれば非常に嬉しい」
大和警察署管内では2021年の特殊詐欺の被害件数は1件のみでしたが、2022年は7件と大幅に増加しています。
2023年も6月末までに既に3件の被害があり、被害金額はおよそ250万円に上るということです。