宮城県角田市の住宅に現金を奪おうと押し入り住民にけがをさせるなど、5つの事件で強盗致傷などの罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、東京都の城本隼被告は(34)は既に懲役7年から10年の実刑判決を受けている実行役の男らと共謀し、2022年4月に角田市の住宅に現金を奪おうと押し入り、住人の女性にけがをさせるなど5つの事件で強盗致傷などの罪に問われています。

 21日の初公判で、城本被告は起訴内容を認めました。

 検察側は冒頭陳述で「共犯者に具体的な指示をしている」と指摘。

 一方、弁護側は「全ての事件を計画指示していたものではない」と主張しました。

 22日は、共犯者が出廷し証人尋問が行われます。