普段は保育所に子どもを預ける保護者が立場を変えて保育士の仕事を体験する取り組みが、宮城県多賀城市で行われました。

 多賀城市の志引保育所行われた保護者による保育士体験は、多賀城市が初めて企画し参加する保護者を代えて4回実施します。

 保護者「ももこ先生といいます。よろしくお願いします」

 参加したのは、青いエプロンを着けた2人の保護者です。自らの子どもがいるクラスを受け持ち、運動や折り紙などをして子どもたちと触れ合いました。

 保育士を体験を保護者岩谷ももこさん「みんなすごく元気で、『先生こっち来て』『あっちにも来て』って。保育士さんたちは普段すごく大変な中、こういった暑い中でもマスクを外さないで子どもたちと接しているというところがすごく尊敬しました」

 多賀城市は今後、他の施設にもこうした取り組みを広げたい考えです。