宮城県岩沼市の竹駒神社で、秋の実りに感謝する抜穂祭が行われました。

 境内で行われた神事には、神職やかすりの着物を着た巫女など約30人が参加し、水田に実ったひとめぼれの稲を1本ずつ抜き取っていきました。

 雨が少なかったものの日照に恵まれ豊作で、この田んぼでは例年より多い300キロほどの収穫を見込んでいるということです。

 竹駒神社村岡真太郎権禰宜「豊穣の秋を迎え、とても良いお米を取ることができました。皆様におかれましては、これより後の年がより実りの多い日々になりますことをご祈念申し上げます」

 稲刈りは14日に行われ、11月の新嘗祭で神社の本殿に奉納します。