宮城県が進める4病院再編構想をめぐる村井知事の姿勢について、13日の県議会でも自民党会派の議員から「強引な政治手法」だと批判が出ました。村井知事は「病院再編は知事選の肝の公約」として、改めて実現に意欲を示しました。

 自民党・県民会議の議員「知事の強引な政治手法や聞く耳を持たないかのような姿勢に対する大きな批判が巻き起こっているように感じている。(再編に)賛成することがはばかられる心境であり、自民党会派内でも私と同様に感じている議員が少なくない」

 12日に続き13日の県議会でも、村井知事の出身母体である自民党・県民会議の議員が、村井知事の政治手法を厳しく批判しました。

 村井知事は、名取市に民間の精神科病院を誘致する案を説明し理解を求めるとともに、改めて実現へ意欲を示しました。

 村井知事「(4病院の再編は知事選で)一番肝になっていた公約。公募して仮に病院(の誘致)が決まれば、今まで出ていた課題はほぼクリアできると思います。まずはそれ(誘致)をやってみたい」