5月、宮城県栗原市の東北道でトラックがバスに追突し4人が死傷した事故で、宮城県警はトラックの運転手を過失運転致死の疑いで、バスの運転手を道路交通法違反の疑いで書類送検しました。
5月、栗原市の東北道でエンジントラブルで停車したバスに大型トラックが追突し、バスの運転手と乗客の外国人2人が死亡したほかトラックの運転手も大けがをしました。
宮城県警は10日、福島県いわき市のトラック運転手(30)を過失運転致死の疑いで仙台地検古川支部に書類送検しました。
捜査関係者によりますと、トラック運転手は制限速度100キロの道路を90キロの速度で走行し、ブレーキをかけずにバスに衝突したとみられています。
バスを運転していたタクシー会社社長(当時56歳)についても、道路交通法違反の疑いで容疑者死亡のまま書類送検しました。
バスを点検するため停車した際、ハザードランプは点灯させていましたが、法律で義務づけられた発煙筒や三角表示板を設置していなかった疑いが持たれています。