全国の高校生が企業などとともに開発した商品の販売会が、宮城県石巻市の商業施設で始まりました。
石巻商業高校では、3年生が模擬で株式会社を立ち上げ生徒が株主となり商品の開発や仕入れ、販売までを体験することでビジネスを学んでいます。
11日からイトーヨーカドー石巻あけぼの店で、石商マーケットと名付けられた販売会が始まりました。
会場では、石巻商業高校が石巻市の企業と連携して開発したかまぼこを使った石商パンが、1個250円で販売されています。
全国の高校で開発された商品や加工品なども販売され、訪れた人たちが買い求めていました。
石巻商業高校の生徒「自分たちが何か社会に出た時に、色々な人との交流でこういう経験が生かせたらいいなと思っています」
販売会は12日まで開かれていて、石巻商業高校では売り上げの一部を社会福祉団体に寄付するということです。