みやぎ生協など東北6県の生協の宅配で、10月末から無印良品の商品の取り扱いが始まります。利用者からの要望に応え、宅配事業のてこ入れを図ります。

 みやぎ生協など東北6県の生協の宅配事業を手がけるコープ東北は、東北6県約50万人の宅配利用組合員を対象に、30日から無印良品の商品のカタログ販売を始めます。

 扱う商品は全国でも人気のカレーやスイーツなどの食品のほかスキンケア用品、掃除・洗濯用品など、生活の基本となる約120品です。

 コープ東北によりますとコロナ禍で宅配の需要は増加しましたが、2023年に入り売り上げは徐々に減少し実店舗へとシフトしています。

 このため利用者からの要望が多い無印良品の商品を取り扱い、宅配事業のてこ入れを図るということです。

 コープ東北倉田秀昭理事長「店に行けない方でも、カタログを通して無印良品の商品が自宅にいながらご利用できるという便利さを提供しようと、宅配ならではの企画と考えている」

 みやぎ生協での無印良品の注文受け付けは30日から始まる予定です。2024年2月からは扱う商品を250品ほどに拡大する方針です。