40歳の若き指揮官が誕生しました。楽天イーグルスの新監督に今江敏晃1軍打撃コーチが就任しました。17日から秋季練習が始まり、今江新体制が始動しました。
今江敏晃新監督「監督になりたいと思っていたプランが、イメージしていたものよりもジャンプした(早い)感じがあったすごく戸惑いはあったんですけど。宿命というか本当にご縁を感じるのが時間が経つにつれて感じてきた」
今江敏晃新監督は、ロッテと楽天で18年間活躍しました。2020年から育成コーチなどを務め、今シーズンは5月下旬から1軍打撃コーチに就任し、リーグ最下位に沈んでいたチーム打率をリーグ3位まで押し上げました。
今江敏晃新監督「ここぞという場面の割り切りや思い切りが少し欠けていた。攻める時は攻める、はっきり伝えて選手ができるようにしたい」
2年契約で年俸は推定で4000万円、コーチ時代から付けている背番号98で指揮を執ります。
今江敏晃新監督「僕が中学生の時から掲げていることがあって「頂点」という言葉があります。やるからには頂点を狙います。みんな一緒に戦いましょうという気持ちです」
午後2時、楽天モバイルパーク宮城に姿を現した今江新監督。
17日から秋季練習が始まり、選手たちはキャッチボールなど約2時間程度の軽めの調整を行いました。
今江新監督が現役時代に共に戦った主力からも、新しい指揮官への期待の声が聞かれました。
浅村栄斗選手「バッターボックスに入る時も声を掛けてくれたりとか助かった部分が大きい。僕自身は楽しみだなと。今江さんにしっかりとついていきたい」
個々の能力を上げてチーム一丸となって戦うことを目標に掲げている今江新体制、来シーズンに向けて動き出しました。
今江敏晃新監督「2024年はとにかく結果を勝ちにつなげたい。選手起用も含めて勝ちにつながるような動き方をしていきたい」