2008年、仙台市若林区の路上で男性が傘で左目を刺されバッグを奪われた強盗致傷事件は、あと1週間で時効を迎えます。警察は引き続き情報提供を求めています。
小笠原侑希記者「事件があったのは今から15年前の2008年です。男性が血を流して倒れているのが見つかりました」
2008年11月18日午前1時ごろ、若林区古城2丁目の宮城刑務所北側の路上で、会社員の菅原邦彦さんが2人組の男に傘とみられる凶器で左目を刺され、財布などが入ったショルダーバッグを奪われました。
菅原さんは一命を取りとめましたが会話や歩行ができない状態で、現在も闘病生活を強いられています。
警察は、これまでのべ2万3000人を投入し捜査を進めていましたが、情報提供も年々減少し犯人の逮捕には至っていません。11月18日の午前0時になると同時に時効を迎えます。
住民「不安ですよねやっぱりね。捕まってないですしね」「最初はね、怖いねって話題に出ましたけども、今はそういうこと言うこと無くなりましたね」
逃げた2人組の男はともに10代後半から20代前半くらいで、1人は頭に白いタオルを巻き作業着と幅の太いズボンといった服装をしていました。
若林警察署後藤秀一副署長「些細なことでも結構ですので、犯人に結び付く情報提供を最後までお願いしたいと考えております」
警察は引き続き情報提供を求めています。連絡先は若林警察署刑事第一課、0120−886−603です。