宮城県南三陸町では、正月飾りに使われるクロマツの収穫が最盛期を迎えています。
南三陸町志津川では、生産者の高齢化などで国内生産が減少しているクロマツを地域の新たな特産品にしようと、5年前から栽培に取り組んでいます。
クロマツの栽培や出荷を行う南三陸PineProの従業員6人が、高さ2メートルほどに育った4年もののクロマツを機械で刈り取っていきました。
刈り取ったクロマツは余分な枝や葉を取り除いた後、大きさや色などを選別し出荷まで水に浸した状態で保管されます。
南三陸PinePro後藤敏代表「雨が少なかったからすごく良いです。猛暑の影響は無いですけど、雨が少ないと養分を吸収しないので葉が締まってすごく良い出来です」
収穫は11月末までで、主に関西方面に出荷されるということです。