仙台市の女子少年院で学園祭が開催され、少女たちが創作劇を披露しました。上演したのは、もう1人の自分の物語です。
東北で唯一の女子少年院、青葉女子学園で8日に学園祭が開催され13歳から19歳の少女5人が探(さがす)をテーマに創作した劇を上演しました。
様々な事情から夢や友情を諦めた、男女5人の群像劇です。
劇は、脚本から衣装、選曲まで少女たちが4カ月以上かけて制作しました。
自分を見つめ直した登場人物たちは本当に望む道を探し出し、前に進んでいきます。
青葉女子学園は、1925年の開設以来表現活動に力を入れていて、成果を学園祭で披露してきました。
外部の指導者や保護者など約30人が招待され、少女たちの舞台を観劇しました。
青葉女子学園平間佳子首席専門官「もう1つの自分たちの物語でもある。自分が一生懸命人に伝えようと思ったことは、きっと伝わるんだということを学んでほしいなと」