2023年も残すところ1カ月余りですが、年末年始を海外で過ごすという人が増えています。旅行会社によると、夏と比べて2倍以上になっているということです。
新型コロナの5類移行後、初めて迎える年末年始。
仙台空港では、感染拡大の影響で運休していた国際線が徐々に再開し、年末年始を海外で過ごす予定の人が増えています。
仙台市の旅行会社ツアー・ウェーブでは、仙台空港の就航便も多く比較的距離も近い台湾と韓国が特に人気を集めているということです。
ツアー・ウェーブ仙台営業所林恵嗣所長「台湾についてはコロナ前から非常に人気が高くて、それが引き続いてアフターコロナでも人気が高い。韓国については、特に女性のお客さまが非常に多いので、コスメとか女性に人気のコンテンツが多いのかなと」
また、タイへのツアーも好調で年末年始の日程は完売に近い売れ行きです。
この旅行会社では、コロナの5類移行後海外旅行の需要が一気に戻っていて、11月から12月の客数は夏の時期と比べておよそ2.3倍に増えているということです。
ツアー・ウェーブ仙台営業所林恵嗣所長「5類に移行される前は、ワクチン接種証明の登録が必要だったりとかいろいろ煩わしい手続きがあったんですけど(今はない)。(年末年始は)大変混んでいますが、キャンセルが出て、席が空いてきたりもしますので、諦めずにお近くの旅行会社にお問い合わせいただければと思います」
仙台空港の国際便は、12月23日には上海便が再開する予定。ソウル便も2024年1月から週4往復から週7往復に増える。