年末年始の犯罪や交通事故の防止に向けて、宮城県塩釜市で特別警戒取り締まりの出動式が行われました。

 出動式には、塩釜警察署の警察官や地域の防犯協会のメンバーら約70人が参加しました。

 高嶋文智塩釜警察署長が「1件でも多くの事件事故を抑止し、安心安全な地域社会の実現を目指したい」とあいさつし、パトカーなどに乗り込んだ警察官らがパトロールに向かいました。

 2023年に入って10月末時点の塩釜警察署管内での刑法犯の認知件数は757件と前年より203件増えていて、自転車盗難や万引きの増加が目立つということです。

 塩釜警察署生活安全課相澤裕二郎課長「犯罪が起こらないように見せる警戒ということで目立つ形で、注意喚起及び不審者の発見に努めていきたいと思います」

 特別警戒は、12月15日から1月7日まで行われます。