2024年パリオリンピックにスケートボードで出場が期待される仙台市の中学生、赤間凛音さん(14)です。夏の大けがを乗り越え、12月に開催されるオリンピックにつながる世界選手権に向けた練習の日々が続いています。
赤間凛音さん「今やっている技が、ボードは横回転と縦回転して回っている感じで、体は180度回す」
宮城県大崎市のスケートボード場で練習に打ち込むのは仙台市の中学3年生、赤間凛音さん(14)です。
6月にイタリアで開催された国際大会で初優勝し、世界ランク2位まで浮上しました。 しかし8月に右の鎖骨と骨盤を骨折し、1カ月以上ボードに乗れない日々を過ごしました。
赤間凛音さん「終わったなと思いました。病院には全治5カ月から6カ月くらいと言われました。オリンピックたぶん行けないだろうなと思いました」
けがにより世界ランクは2位から4位に転落しましたがリハビリに励み、12月に東京で開催される世界選手権に出場できるまでに回復しました。
赤間凛音さん「全体の仕上がりは80%とか」
赤間さんの最大の武器は、世界でも赤間さんだけができる大技、バーレーグラインドです。
オリンピックまで半年余り、日本では上位3人に出場権が与えられます。世界屈指の選手層の厚さを誇る日本で2位に付けてはいますが気の抜けない状況が続いています。
赤間凛音さん「もう完璧にけがも治って、練習も順調にできているのでいい感じです。感謝の気持ちを込めて滑って絶対オリンピックに出られるように頑張りたいと思います」