宮城県南三陸町の神社で、正月の神棚に飾られるきりこ作りが最盛期を迎えています。
南三陸町志津川の上山八幡宮では、半紙を切り抜き神棚の供え物に見立てた紙細工のきりこ作りが最盛期を迎えています。
きりこは、農作物の不作や不漁で魚が取れない時の供え物の代用品として、江戸時代に始まったと言われています。
近年は町外から求める人も多いということで、3枚1組のきりこを280組、立体のきりこを100体と例年よりも多く作る予定です。
上山八幡宮宮司工藤庄悦さん「新年も皆様の生活が平和でありますことを願って切っております」
きりこ制作は来週いっぱい続き、平面のきりこは3枚で600円、立体のきりこは1体1500円で配布されます。