宮城刑務所の40代男性受刑者が、他の受刑者に暴行を加えけがをさせたとして書類送検されました。
40代男性受刑者は8月、刑務所内の脱衣室で60代受刑者に殴る蹴るの暴行を加え、全治約15日のけがをさせた疑いが持たれています。
男性受刑者は被害者と同じ工場で刑務作業をしていて、刑務所の調べに対し「不愉快な感情を抱いていた」と容疑を認めています。
当時は入浴を待っている時間で、脱衣室には受刑者16人と刑務官2人がいて、男性受刑者はいきなり殴りかかったということです。
宮城刑務所の岩永和丸所長は「このような事件が発生し大変遺憾。適正な施設運営に努めていきたい」とコメントしています。