暖冬で雪不足になっているため、宮城県では多くのスキー場が営業を見合わせています。この影響で、中学校や高校のスキー競技会が山形県での開催を余儀なくされています。
大崎市のオニコウベスキー場では雪不足で閉鎖が続き、今シーズン営業できたのは12月24日から28日までの5日間だけで、しかも一部のゲレンデのみです。
12日は雪が降っていましたが、それでも十分な積雪には至らず所々地面の草が見える状態となっています。
オニコウベスキー場の西條勲社長は、年末年始に営業ができなかったのは30年以上前にあったかどうかで、記憶に無い位前と話します。
オニコウベスキー場西條勲社長「出社して最初に見るのはゲレンデの状態なんですが、初めに出るのはため息だけですね。年末年始営業というのは一番お客様が大勢いらっしゃる時なので、そこがクローズしたというのは非常に大きな打撃になってます」
12日から中学校と高校のスキー競技会が開かれる予定でしたが、会場は山形県のスキー場に変更となりました。
オニコウベスキー場西條勲社長「久しぶりにまとまった雪が来そうな感じの天気予報なので、是非期待してオープンに向けて準備ができればありがたいなと」