宮城県美里町で、17日から子牛の初競りが行われています。餌代などが高くなっているため、肥育農家が仕入れる子牛の価格を抑える傾向にあり平均価格は下落しました。

 15日から3日間の日程で始まった初競りでは、生後10カ月程の子牛1130頭が競りに掛けられます。

 肉の量や質に優れた新たな種雄牛、昭光茂の子牛も初めて競りに掛けられました。

 競りの結果、15日は1頭当たりの平均価格が約56万9000円と、前の年を13万円余り下回りました。

 餌代などが高くなっているため、子牛を育てて出荷する肥育農家が仕入れる子牛の価格を抑える傾向にあるということです。

 繁殖農家「必要経費、餌代がかさむので(費用と節約の)バランスがなかなか難しい」

 子牛を売る繁殖農家にとっては、厳しい年明けとなりました。