宮城県南三陸町で冬の味覚マダラを販売する「寒鱈祭り」が開かれ、多くの人たちでにぎわいました。

 南三陸町の志津川仮設魚市場では寒鱈と呼ばれる真冬のマダラを販売するイベントを毎年この時期に開いています。

 冬のマダラは脂の乗りが良く、身も白子もとろけるような食感で冬を代表する味覚として人気です。

 祭り恒例の一本売りでは不漁が続く中、前年よりも4割ほど少ない65本が用意され、白子の入ったオスが1匹2000円と市価の半値ほどで販売されました。

 購入した人「やっぱりキク(白子)ですよね。フライにしたり天ぷらにしたりして食べようと思って。家族みんなで鍋でも囲んで食べたいと思う」

 会場は旬の味を楽しむ人でにぎわいました。