宮城県が進める4病院再編について県民有志が集会を開き、計画の白紙撤回を訴えました。
病院再編に反対する4つの市民団体が発起人となって4日に開かれた県民大集会には、380人の県民が集まり意見を交わしました。
4病院再編のうち県立がんセンターと仙台赤十字病院の統合移転計画は、2023年12月に基本合意が締結されました。
県立精神医療センターと東北労災病院の合築は、年度内の基本合意を目指しています。 集会では、地元住民や病院職員など11人が計画の撤回を訴えました。
八木山を元気にする会瀬戸勝江代表「どうしても再編をやり抜くんだという意思で固まっているような、意地を張っているようなそんな住民説明会であったと思います」
東北労災病院理学療法士中村良太さん「職員が理解できない、納得できないものを県民に納得しろ理解しろという方が乱暴だと思います。勤務の継続が困難だという職員が6割を超えている状況でした」
ともに市政をつくる仙台市民の会新里宏二会長「これだけ集まったのは初めてですので、知事の暴走を許さないという大きな声が集まったんだろうなと思う」
メンバーらは、県議会開会日の2月13日に県庁前で街頭活動を行う予定です。