4月は、半年ぶりに大幅な値上げが見込まれています。
帝国データバンクによりますと、4月は加工食品を中心に、約2800品目の食品が値上げをする大規模な値上げラッシュが見込まれています。
伊藤ハムは、家庭用のハムやソーセージなど220品目を値上げすると発表しました。4月1日からスーパーなどに納品する価格を2%から25%ほど引き上げます。
買い物客「朝食やサラダでハムは使うが、減らさないと苦しい」「私も今までは家にいたのですが、働き始めて少しでも家計の足しになればと思う」また、
大王製紙は、4月1日からティッシュペーパーやトイレットペーパーなどを10%以上値上げします。
王子ネピアは、4月22日出荷分から10%以上値上げします。
紙製品の値上げの要因は、原材料価格の高騰やトラックドライバーの時間外労働の規制による物流コストの増大などが挙げられます。
仙台市若林区のスーパーでは、日持ちする商品は一度に仕入れる量を増やすことで低価格での販売を維持しようとしています。
生鮮館むらぬし村主芳治店長「1週間に毎日納品していたが2日に1回納品にして、なるべく物流費のコストを下げて価格も上げないようにしています」