宮城県涌谷町と韓国の自治体、林川が国際情勢やコロナ禍などのために途絶えていた友好都市の交流を再開させました。

 涌谷町役場を訪れたのは、韓国中西部の林川から来日した日本の町長に当たる面長ら5人です。

 涌谷町と林川は奈良時代に朝鮮半島から産金技術が伝えられた縁で、2013年に友好都市協定を結びました。

 日韓関係の悪化やコロナ禍を背景に交流が途絶えていましたが、2023年に遠藤釈雄涌谷町長などが林川を訪れて交流再開の意欲を伝え、8年ぶりに林川の面長らが来日しました。

 林川康泳達面長「両町の永遠な友情と、涌谷町の更なる発展をお祈りします」

 遠藤釈雄涌谷町長「全てにわたってお互いに学ぶ所があるはずですので、多面的にお付き合いしたいと思っています」

 一行は3日、砂金採り体験や桜の名所を視察するということです。