宮城県名取市は、東日本大震災を後世に伝えるための人材発掘や育成に関する協定を地元の伝承団体と結びました。

 締結式には名取市の山田司郎市長や、名取市で語り部活動などを行う2つの団体の代表らが出席しました。

 震災から13年が経過し語り部の高齢化などが課題となっていて、協定には次世代の伝承者発掘のための研修や人材育成に関することなど市と団体が連携して取り組む5つの項目が盛り込まれました。

 市は5月中に2つの団体にヒアリングを行い、具体的な支援内容を決めるということです。

 ふらむ名取格井直光代表理事「これを機会に、閖上は他の地区に遅れを取ってるところがあると思うので、ちょっとでも追い付ければということを思ってます」