ギャンブル依存症への理解を深めてもらおうと、宮城県庁でパネル展が開催されています。
「ギャンブルをやめられなくて人生をやめたくなった」「ギャンブラーの夫は、悪人ではなく、病人でした」
ギャンブル依存症の本人や、その家族らの声です。
14日から始まるギャンブル依存症の啓発週間を前に、県庁では正しい知識と理解を深めてもらおうとパネル展が開催されています。
2020年の独立行政法人の調査を元にした県の推計では、約3万4000人にギャンブル依存症の疑いがあるとされています。
依存症の相談は家族からが大半だということで、疑いがあればまずは相談をしてほしいと話します。
宮城県精神保健推進室渡部和馬さん「ギャンブル依存症の方が1人で悩まずに、ちゃんと治療に結びつけること。自助グループ、家族、当事者の方とつながりながら回復に向けた対応ができるような宮城県になれば」
パネル展は、20日まで開催されています。