人手不足が深刻なホテルや旅館などの働き手を確保しようというセミナーが仙台市青葉区で開催され、講師は「経営者の姿勢が大切」と訴えました。
ホテルなどの人材確保策の一環として仙台市が開催したセミナーには、宿泊事業者や土産物店などの経営者約60人が参加しました。
滋賀県のおごと温泉の再生に尽力するなど6軒の温泉旅館を経営する針谷了さんが、経営者の心構えなどについて講演しました。
利他ホールディングス針谷了会長「生産性の向上はトップダウンとボトムアップの両方が必要であります。最大の敵は経営者の不作為つまり経営者が何もやらない不熱心ということであります」
仙台市は、観光需要の回復につなげようと2024年度からホテルや旅館に対し外国人の採用経費に関する補助金を新設するなどして経営をバックアップすることにしています。
宿泊事業者の人材確保に向けたセミナーは、年度内にあと3回開催されます。