津波で甚大な被害を受けた沿岸部の防災林を再生しようと、自動車販売会社が宮城県七ヶ浜町で保全活動を行いました。

 ネッツトヨタ仙台は、2015年から仙台市若林区荒浜地区や宮城県東松島市などで防災林の再生活動を行っていて、これまでに約1万本のクロマツの苗木を植えてきました。

 20日に社員と家族ら約70人が、七ヶ浜町菖蒲田浜で弱っているクロマツを伐採したり古くなった支柱を取り外したりしました。

 参加者「地域の人たちにとっても役に立つような、子どもが来て自然のある所で楽しめると良いなと思いながらやった」

 ネッツトヨタ仙台三浦勇治社長「震災で流されてしまい防災林が復活するまで何十年もかかると思うが、役割を果たすためにも活動はずっと続けていきたい」