宮城県の多賀城創建1300年を記念して、小学生が特産の古代米の田植えを体験しました。

 多賀城の歴史や食文化を知ってもらおうと行われた取り組みで、多賀城市の6校全ての小学5年生約550人が参加しました。

 小学生の古代米の田植え体験は、2016年から行われていますが、全ての小学校が参加するのは初めてということです。

 児童たちはぬかるみに苦戦しながらも、おくのむらさきという品種の苗を丁寧に植えていきました。

 児童「びちゃびちゃになったけど、いろいろな所に苗を植えられて楽しかった」「とてもおいしいお米に育ってほしいです」

 古代米農家加藤真崇さん「古代米は秋に収穫したら子どもたちに配ろうと思っているので、是非家庭で食べてもらって多賀城市の特産品ということを分かってもらえれば良いなと」

 児童たちは、10月に稲刈りを予定しているということです。