宮城県多賀城市で、小学生が育てた古代米が収穫の時期を迎え稲刈りが行われました。

 多賀城市では、子どもたちに地域の歴史や食文化を学んでもらおうと、多賀城跡の水田で毎年近くの城南小学校の児童が4種類の古代米を育てています。

 2024年の多賀城創建1300年を記念し、参加校を3校に増やしました。

 3つの小学校の5年生計231人が、地元の農家から稲刈りの方法を学んだ後、鎌を使って1メートルほどに育った稲を刈り取っていきました。

 児童「鎌に慣れていなくて、最初はやり方とかも分からなくて難しかったけど段々慣れてきて、1回で取ると気持ち良かったです」

 収穫した古代米は精米した後、参加した児童たちに配布される予定です。