東京・北区で住宅7軒が焼ける火事がありました。警視庁は「俺が火を付けた」と警察官に説明する火元の住人の82歳の男を現行犯逮捕しました。

 26日午後9時前、北区十条仲原の住宅街から「2階建ての住宅から火が出ている」と119番通報がありました。

 警視庁などによりますと、火元の住宅を含めて7軒の住宅で合わせて615平方メートルが焼けました。

 この火事で70代の女性がけがをしたということです。

 警視庁は、火が出た際に「俺がやった」と周囲に話していて火元の住宅に住んでいた、鈴木弘通容疑者を放火の疑いで現行犯逮捕しました。

 鈴木容疑者は取り調べに対し「俺が火を付けた」と容疑を認めているということで、警視庁は放火の経緯や動機を詳しく調べています。