9日、記録的な大雨に見舞われた島根県では県道が崩落し、およそ540人が孤立した状態となっています。

 出雲市などによりますと、9日の大雨の影響で県道が崩落して通行できなくなり、日御碕地区が孤立状態となっています。

 およそ230世帯、540人ほどが暮らしているとみられ、水道や電気などに問題はないということです。

 県や市は10日朝から現地調査を行っていますが、復旧のめどは立っていません。

 一方、松江市によりますと、これまでに市内で床上浸水が2棟、床下浸水が11棟などの被害が出ています。

 JRは山陰線や木次線で運転見合わせとなっていて、午後から再開の見込みとなっています。

 山陰地方では11日にかけても大雨のおそれがあり、土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。