大雨に見舞われた島根県出雲市では、県道の崩落によって今も約550人が孤立しています。12日に崩落の現場を県知事が視察し、道路の復旧について言及しました。

 出雲市などによりますと、9日の大雨で市内の大社町日御碕地区につながる県道が崩落し、今も235世帯550人ほどが孤立しています。

 12日、島根県の丸山知事が現場を訪れました。

島根県 丸山達也知事 「片側仮設といった状況を早く実現できるように努力をしていきたい」    県は迂回路の建設など仮復旧の検討を始めていますが、新たな崩落の可能性もあり、めどは立っていません。

 日御碕地区では電気や水道、携帯電話は使えるものの、車の通行などができず物資の輸送などに支障が出ていて、海から船を使い食料などが届けられています。