今季5回目の稲の生育調査が行われました。幼い穂も確認され、生育は順調です。

 調査は宮城県29カ所の水田で行われ、このうち大崎市古川の水田では調査員が草丈や葉の数などを調べました。

 調査の結果、平均で草丈は65.5センチ、葉の数は11.3枚、1平方メートル当たりの茎の数は538.6本と、順調に生育しているということです。

 茎の中には、2ミリを超える幼い穂が確認されました。

 大崎農業改良普及センター大川茂範技術次長「(幼穂が確認された圃場では)圃場が乾かないように水が必要な時期ですので、用水を入れる管理をしていただければと思います」

 県は今後も気温が高い日が続くとみられることから、適切に肥料を与えてほしいとしています。