主に子どもの間で流行する手足口病の患者報告数が東京都内で1医療機関あたり「13.96人」と流行の警報レベルを大きく超えています。

 「東京都感染症情報センター」によりますと、今月1日からの1週間で都内の手足口病の患者報告数は1医療機関あたり「13.96人」で、前の週の「9.88人」からおよそ41%増加しました。

 流行の警報レベルの基準は1医療機関あたり「5人」などとなっていて、4週連続で超えています。

 手足口病は、主に子どもの間で流行し、症状として口の中や手の平、足の裏に発疹や水疱(すいほう)が現れるほか、まれに急性脳炎や心筋炎の合併症も報告されています。