宮城県は、幼い子どもの間で手足口病の流行が見られるとして、2019年以来となる警報を出し手洗いの徹底などを呼びかけています。

 手足口病は、幼い子どもの間で流行する感染症で、発熱や食欲不振のほか、口の中や手足に2ミリから3ミリの発疹が出ることが特徴です。

 県によりますと、8日からの1週間で定点観測している58の医療機関1カ所当たりの患者数が5.19人と、基準の5人を超えたため2019年以来となる警報を出しました。15日からの1週間では7.07人に増えています。

 県では、手洗いの徹底や家族などが感染した場合タオルの共用を避けることなどを呼びかけています。