宮城県石巻市の鮎川を拠点とした、今シーズンの商業捕鯨が始まりました。
10日朝、石巻漁港からは捕鯨船3隻が三陸沖に向けて出港しました。
今年は三陸沖の海水温が高くクジラが例年より早くエサを求めて集まってくる可能性があるため、去年よりも5日早い操業開始となりました。
捕鯨船は18日まで三陸沖でミンククジラ漁を行い、その後は漁場を北上させながら漁獲枠の142頭を上限に、11月ごろまで漁を続けます。
日本小型捕鯨協会 貝良文会長「近年捕獲枠全部獲れていませんが、ぜひ全部獲るということで頑張ってやっていきたい。クジラは本当に美味しいので、ぜひ見かけたら食べてみてください」