アメリカの共和党全国大会は最終日を迎え、大統領候補に指名されたトランプ氏が銃撃事件の後、初めて演説を行います。共和党大会の会場から報告です。

(鈴木彩加記者報告)  トランプ氏は18日、ステージに姿を現し、自分が登場する際の導線やカメラの位置などを自ら入念にチェックする様子が見られました。演説は日本時間19日午前11時ごろから1時間にわたって行われる予定です。

 注目の演説内容ですが、トランプ氏は銃撃事件を受けて原稿を全面的に書き変え、バイデン政権への対抗を意識したものから国民の団結を訴えるものに変えたと明らかにしています。

 また、自身が銃撃の被害を受けたことに触れつつも、従来通りの銃規制反対の立場を強調するのではないかというアメリカメディアの報道もあります。

 演説についてトランプ氏の側近は、「大統領らしい言葉遣いとふるまいをする」と話していて、アウトサイダーから国のリーダーへとイメージの刷新を図ることで。今回の演説を機に選挙戦の流れを一気に引き寄せたい考えです。