潜水手当の不正受給を巡り、防衛省が逮捕者の存在を公表していなかったことなどを受け、林官房長官は木原防衛大臣を続投させ、組織を立て直すよう求める考えを示しました。

林官房長官 「強力なリーダーシップを発揮し、防衛省、自衛隊の組織そのものを早急に立て直し、信頼回復に全力であたっていただきたい」

 潜水手当の不正受給を巡っては、当初公表した額より多い、およそ5300万円に上ることも新たに分かりました。

 林官房長官は「把握できた内容は詳しく公表すべきだった」としたうえで、公表しなかったのは「担当部局が適切な判断を行わなかったためだ」と説明しました。