対向車が交差点で急ブレーキ。突然、現れたのは。

 朝の通勤時間帯。交通量の多い交差点で右折待ちを始めたところ、右下に何やら黒いものが…。

運転していた男性 「カメがいる」

 現れたのは、なんとカメ。

運転していた男性 「おい、おい、おい、おい。カメあかんて、カメ!カメ!あかん!ひかれるで、カメ!」

 向かってくる車なんてお構いなしにズンズン進むカメ。

運転していた男性 「自分が降りてカメを拾いに行くこともできないし、もうただ叫ぶことしかできなくて」

 男性の思いが届いたのか軽自動車も急ブレーキで停止。カメも危険を察知したのか、その場で止まります。

運転していた男性 「危ない、危ない、危ない!カメー!!」

運転していた男性 「下手したら多重事故になっていたのだろうなと思う。本当、カメも車も間一髪だった」

 周辺の地図を見ると、どうやら近くの田んぼからやってきたようです。

 あわや、ひかれるところだったカメは、その後…。

運転していた男性 「元来た道をゆっくり戻っていった。そのまま無事でいてくれたらいいなと思います」