19日午後からマイクロソフトのウィンドウズを使うコンピューターで起きたシステム障害は世界各地の様々な分野に大きな影響を与えました。

 システム障害の影響でアメリカの大手航空3社は一時、すべての運航便の出発を停止させるなどしたほか、世界各地の空港で予約システムなどのトラブルが起き、混乱が今も続いています。

 国内でも日本航空のウェブサイトで国際線の予約や購入が出来ないトラブルが起きたほか、成田空港でもチェックインシステムがトラブルで一部の便が欠航するなど影響が広がりました。

 また、オーストラリアやフィリピンでは銀行システムが障害の影響を受け、ATMが使えないトラブルが起きたほか、医療や金融など世界の様々な分野で大きな影響が出ました。