開幕まで1週間を切ったパリオリンピックを前に、公式グッズなどを扱う中国の街が活況を呈しています。

 浙江省・義烏市のメーカーでは公式リストバンドの生産に追われ、すでに注文を受けた100万個を出荷しました。

 この街にはスポーツ用品や日用雑貨を輸出する世界最大級の卸売市場があり、オリンピックが迫るにつれて注文も増え、活気を帯びています。

リストバンドメーカー 林道来社長 「(出荷できて)非常にうれしいです。私たちの工場で作った製品をパリの街中で多くの人につけてもらえるなんて光栄です」

 他にも卓球の公式ボールを取引する店もあり、店長は「オリンピックを通じて、中国の製造業は世界に羽ばたきます」と笑顔を見せました。