宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地の空士長が、同僚隊員のロッカーから金を盗んだとして懲戒免職の処分を受けました。

 懲戒免職となったのは、松島基地の第4航空団基地業務群管理隊に所属する20代の空士長です。

 松島基地によりますと空士長は2022年10月、同じ隊に所属する隊員が使う基地内のロッカーから現金10万円を盗んだということです。

 隊員が被害に気づき本人に確認をしたところ盗んだことを認めたため、22日付で懲戒免職となりました。

 空士長は聞き取りに対し「遊興費を得る目的だった。反省している」と話しているということです。

 松島基地は「誠に遺憾であり、所属する全隊員に対し更なる教育指導の徹底を図る」とコメントしています。