空を飛んでいるかのように宙を浮いているように見えるスイカ。

 通常の地面で栽培する方法とは異なり、スイカを宙づりにして栽培しています。「南部華手毬」というオリジナルブランドだそうです。

大向農園 大向嘉峰さん 「(Q.どうして空飛ぶスイカなのか?)本当に遊び心から始まった、たったそれだけです。特に何かをしようとかではなくて、こんなの面白いなというのを始めてみた」

 生産者の大向さんによりますと、宙づりにすることでスイカのつるが実の重さに耐えるために太くなることで、より多くの栄養分が行き届き、糖度も増すということです。

大向農園 大向嘉峰さん 「一番のメリットは収穫が楽なのと、病気だったり、あとは病害虫が見つけやすいという。すぐ薬かけができて、スイカに影響が及ぶ前に対処できるのがメリットだと思います」

 さらに、ハート型のスイカも宙を浮いています。ハートの形をしたプラスチックの型に入れて育てたそうです。

大向農園 大向嘉峰さん 「スイカだから丸じゃなくてハートにもなるし、色んな形にできるんだよということを子どもたちが見ながら食べながら、おいしく学んでいただけたらなと思います」

 ハート型のスイカはオンラインショップで10個ほどが販売される予定だということです。