主に子どもの間で流行する手足口病の東京都内での患者報告数が今月15日からの1週間で1定点医療機関あたり「13.94人」と、流行の警報レベルを大きく超えています。

 「東京都感染症情報センター」によりますと、今月15日からの1週間で手足口病の患者報告数は1医療機関あたり「13.94人」で、前の週の「16.39人」からおよそ15%減少しました。

 流行の警報レベルは1医療機関あたり「5.0人」などの基準がありますが、警報レベルの基準を超えるのは6週連続です。

 手足口病は主に子どもの間で流行し、症状として口の中や手の平、足の裏に発しんや水ほうが現れるほか、まれに急性脳炎や心筋炎の合併症も報告されています。