相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件から8年となるのに合わせて追悼式が行われました。

 「津久井やまゆり園」の元職員・植松聖死刑囚(34)は2016年に刃物で入所者らを襲い、19人が死亡、26人がけがをしました。

 事件から8年となる26日、施設では追悼式が行われました。

利用者代表 奥津ゆかりさん 「皆さん、これからも天国から私や津久井やまゆり園の皆のことを見守って下さい」

 神奈川県の黒岩知事は「犯人の『意思疎通が図れない人間は生きている意味がない』という考え方がいかに間違ったものであるか。悲しい事件を二度と繰り返してはならない」と強調しました。

 遺族らは犠牲者の名前が刻まれたモニュメントに献花し、亡くなった人を悼みました。