パリオリンピックの卓球男子シングルス1回戦に仙台市出身の張本智和選手が登場し、相手を圧倒しました。

 早田ひな選手と組んだ混合ダブルスでまさかの1回戦敗退となった張本選手は、その悔しさをシングルスにぶつけます。

 第1ゲームを先取し、第2ゲームでは強烈なスマッシュで得点を重ね7連続ポイント。このゲーム、そして第3ゲームも取ります。

 取れば勝利の第4ゲームでは、自身のミスで5対3に迫られますがバックハンドなどで突き放します。

 迎えたマッチポイントは、きれいに打ち抜きストレート勝ち。終始相手を圧倒した張本選手、シングルスで初のメダルに上々のスタートです。

 張本智和選手「混合ダブルス敗戦は、正直まだ悔しいです。ひきずりながらも力に変えられるように、というプレーができたかなと思います」

 張本選手は31日、2回戦に臨みます。