株価の乱高下が続き、新NISA(少額投資非課税制度)を利用する個人投資家などに動揺が広がっていることについて、林官房長官は改めて冷静な判断を呼び掛けました。

林官房長官 「新NISAにつきましては相場の下落等の市場変動が進むなかにあっても、長期積立分散投資の重要性を考慮して冷静にご判断していただきたい」

 一方、日経平均株価は7日も下落した直後に一時は1100円以上の値上がりをするなど不安定な状況が続いています。

 林長官は緊張感を持って注視するとしたうえで、「日本銀行と密接に連携し、経済財政運営に万全を期す」と強調しました。