猛暑に台風が接近中。猛暑だからこその防災グッズの使い方を専門家に教えてもらいました。

■猛暑に台風接近中

 マンホールはまるで噴水のように。

 台風5号から変わった熱帯低気圧の影響で北日本では14日、大気の状態が不安定になりました。

 大雨による被害が相次ぐなか、16日は関東に台風7号が非常に強い勢力で接近する見込みです。

 迫りくる台風に加え、夏の猛暑。どのように対策すればいいのでしょうか。

■防災グッズ プロの備えは?

防災ママかきつばた 原田友紀さん 「防災も日常もアップデートする。『これも防災に使えるな』と意識しておくだけでもいいと思う」

 100円ショップで買える猛暑の防災グッズを教えてくれるのは、防災の啓発活動を行う原田さん。

 暑い時期の災害に慌てないためには、防災グッズの見直しが重要だといいます。

防災ママかきつばた 原田友紀さん 「季節に合った備えをその都度、見直していくのが一番大切だが、今、見直そうと思ったらそのタイミングで見直すのが大事」

■100円ショップでそろえられる!

 台風によって停電となった時に照明器具以外にあるといいものは、体を冷やすことができるもの。

防災ママかきつばた 原田友紀さん 「クールタオルは水にぬらして絞って軽く振るだけで、ひんやりと冷たいタオルになります」

 気化熱を利用してひんやりと冷たくなるタオル。これを保冷剤と組み合わせると…。

防災ママかきつばた 原田友紀さん 「首に巻くと冷たさが増します。太い血管がある首、わきの下、太ももを冷やすと効果があります」    さらに、断水への対策も必要です。猛暑の中で備えておくと良いものは…。

防災ママかきつばた 原田友紀さん 「体を清潔にするのが大切になってきます。厚手のノンアルコールのウェットティシュが体拭くのにいい。体を拭くのにはノンアルコールの方がおすすめです。アルコールだとヒリヒリしたり体に合わないこともあるので。髪の毛も拭いて、さっぱりできればと思います」

 そして、携帯トイレには本来の使い方以外の使用方法もあるといいます。

 中に入っている凝固剤に水を注ぐと…。

防災ママかきつばた 原田友紀さん 「だんだん固まってきます。触るとかなりひんやりします」

 保冷剤のように体を冷やすこともできるといいます。

防災ママかきつばた 原田友紀さん 「『こういうことができる』というのを頭の片隅に入れておくと、いざという時に役立つかもしれない」