非常に強い台風7号の接近に伴い、東京電力管内では移動電源車などの備えが進められています。

 非常に強い台風7号は勢力を強めながら、16日午後にも関東に直撃する恐れがあります。

 東京電力管内の送配電を担う東京電力パワーグリッドは、千葉や茨城の沿岸部で復旧などにあたる人員を通常より30人ほど増やして緊急事態に備えています。

 また、停電に備えて移動電源車の準備を進めているほか、避難所で使用するためのポータブル発電機も準備しているということです。

 変電所では、浸水被害を防ぐために設置している防水壁などの点検を行っています。

 停電が発生した場合にはホームページやSNSで知らせるとしていて、「切れた電線には絶対に近付いたり触れたりしないでほしい」と注意を呼び掛けています。